7月のゲーム

・ライオットアクト2
COOPがカオスで楽しい。
地獄だったオーブ集めはオーブレーダーのおかげでだいぶ楽に。

昼はテロリスト、夜はフリークスの群れと時間帯で街が様変わりし、敵が街に出ている時は基地が手薄になるから攻めやすいなどの工夫はあるものの、ミッションのバリエーションは相変わらず少ないのが残念。

前作にハマった人、派手系箱庭が好きな人ならオススメ。

・ナインティナイン・ナイツII
前作からはシステムが大きく変わってキャラ毎にあったコンボコマンドが統一、代わりに4つまでのアクションスキルが装備できるように。
スキルは直接攻撃系や魔法攻撃、武器に属性追加などがあり、装備品に当たるパッシブスキルとの組み合わせで前作以上に派手な戦闘が楽しめる。

フィールドは砦、城といった屋内ステージもあり、HDRレンダリング、被写界深度によって無双系とは思えないほどグラフィックは綺麗。
さらに敵も他社の無双系以上に大量に湧き、処理落ちも少なくとにかく派手で爽快になっている。

反面、オーブアタック、オーブスパークが前作より地味かつ威力も弱体化していて無敵時間の利用くらいしかメリットがなくなっている。
また、ジャンプで足場を飛び移るシーンが結構あり、これが慣れるまでは難しくゲームのテンポが損なわれるのが残念。

無双好きな人なら十分楽しめるデキ。

・ストライクウィッチーズ 白銀の翼
大穴。
ストーリーはアニメの1期と2期の間、ストライクウィッチーズが解散するまでの話で、ちゃんとアニメ2期の一話で出てきたセリフと繋がるエピソードもあったりでしっかり作られている印象。
おまけのイベントCG、音楽鑑賞のモードでも進行度でセリフが変わったり、ちょっとしたイベントが起きたりとファン向けに丁寧に作られている。

STGパートは右スティックで全方位に攻撃できる横スクロールSTGで、全方向から弾幕バラ撒きと高速狙撃弾で敵が本気で殺しにくる、キャラゲーのおまけなんて言ってられないガチっぷりが楽しい。
もちろん理不尽な難しさではなく、やり込んでシールドを使うタイミングなどを覚えていくとちゃんと進めるようになるバランス。
STGパートでも原作の設定が反映されていて、宮藤は他のメンバーよりシールドが大きかったり、坂本少佐は接近戦での刀攻撃、サーニャは敵の出現位置を画面に表示できたりなど工夫されている。
他にも細かいところで、演出で画面奥にいる敵は半透明になって当たり判定がないことがわかるようになっていたり、巨大ネウロイを背景に戦うシーンでは溶け込まないように雑魚ネウロイがあえて明るいグレーになっていたりとこちらも丁寧に作られている。

残念なのはやはりSTGのグラフィックがやや貧弱なことで、プレイしてれば気にしてる余裕なんて無いものの、背景やプレイヤーモデルが高解像度画面に対してシンプルなシェーディングのせいでのっぺりして見えてしまっている。
モデリング自体はキャラの顔までしっかり作られているようなので、もしかしたら弾の見易さなどを考えてあのグラフィックにしたのかもしれないけど少し残念。
あとはキャラの音声で音割れしている部分が目立つがこちらはコンフィグで音量を下げればある程度解決できる。

最初に公開されたスクリーンショットとファミ通クロスレビューのせいでネガティブな印象を持たれてしまったものの、実際は原作ファン、STGファンどちらにもオススメできる良作です。

追加でアニメ未登場(だよね?)のキャラ中島錦とそのストーリーモードのDLC配信がありました。ポロリもあるよ!
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