9.2とWIP

9.2正式版が出たので導入。
毎度の事ながらプラグインの動作確認のために旧バージョンを残してるけど、LWの場合はフォルダごと別名でコピーしてコンフィグ内のフォルダ名を一括置換、コンフィグファイルの場所変えて起動オプション書き換えるだけで済むんで楽ちんですね。

んで、unRealの方は現在いくつかのバクを修正したRC6の準備中。
大きな追加として9.2専用版が用意されてそちらにはFPrime3でCelPainterが使えるようになるノードが追加されます。
070603_001.jpg

移行用にサーフェイス名を指定してシェーダー設定をコピーする機能とかも付いてます。
ただ、だいぶ無茶な方法で実現してるので非サポートのオマケ的な扱いかも。

また、9.2の変更によって発生している問題としては、クラシック以外のカメラではToonTracerのラインにアンチエイリアスが掛かりません。
これは9.2のアドバンストカメラにおけるレンダリングパスの概念が変わったためで、例えば5パスのアンチエイリアスをかける場合、9.0まではすべてのカメラで
1パス目のシェーダー処理とピクセルフィルタ処理
2パス目のシェーダー処理とピクセルフィルタ処理
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5パス目のシェーダー処理とピクセルフィルタ処理

と流れていたのに対し、9.2のアドバンストカメラでは
1パス目のシェーダー処理
2パス目のシェーダー処理
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5パス目のシェーダー処理
アンチエイリアス済みの絵に一度だけピクセルフィルタ処理

というように変更されたためです。
一応静止画レベルなら9.2の追加ドキュメントにある通り、強さ0のモーションブラーを使用することである程度のアンチエイリアスラインは再現できます。

解決には線の描画処理を9.2用に作り直さないといけないんで対応は当面先の予定……


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