世間がAC6で盛り上がってる中で静かに発売されたジャスト コーズ。
海外版は一年以上前に出ているので前から気になっていたものの、この手のゲームは英語版だとストーリーが分からなくてのめり込めないってのを英語版GTA3で思い知らされてたので諦めていたらいつの間にか公式の発売スケジュールにひっそりと現れて、そのままひっそりと発売に至ったのでひっそりと購入したのでありました。
サブタイトルのビバ・レボリューションの勢いとは正反対のスニークっぷりですが、ゲーム自体はハデなGTAと言いますか、ラテンなノリのBGMと数々のスタントアクションで楽しいものに仕上がっています。
ゲームの舞台はクーデター後の島ということで政府、反政府、警察が入り乱れ、所々軍事的拠点もあってマーセナリーズのような雰囲気もあり。
ゲーム開始直後、パラシュート降下と同時に戦闘に巻き込まれ、トラックの銃座でジープやヘリと戦闘。
システム的にもバイクやヘリ、ボートの投下依頼ができたり、ミッションをこなしていくとアジトが増えたりと他のGTAクローンのいいとこ取りしていて良く出来ている。
特に気に入ったのは戦闘周りのシステムで、通常モードではLボタンで敵をロックできるため、右スティックでチマチマ照準合わせなくても大暴れしながら敵をガンガン倒せ、右スティックを押し込めばバイオ4のような肩越しの視点になって逆にしっかり狙いをつけて射撃することも出来たりと至れり尽くせり。
また、乗り物のアクションも一味違っていて、速度をつけた車やバイクからパラシュートで一気に上空へ飛んだり、併走する車に飛び移ってジャックしたりと派手かつゲームの攻略に使える実用的なシステムがあり、特にパラシュートはいつでも使えるので上手く使えば大量の敵から一気に逃げたり、目的地までショートカットできたりとこの手のゲームでたまに感じる移動のかったるさが緩和されているのもいい感じ。
パラシュートで一気に空へ、この後フリーフォールで一気に海へ飛び込んでそのまま逃亡。
不満があるとすればオプション等のメニューやPDA画面で左スティックが使えず十字キーでしか操作できないのでちょっと面倒なのと、もともと1年以上前のタイトルということで最新の似たものゲームと比べちゃうとグラフィックに若干荒い部分があるくらい。
あとは関係ないけどパッケージが海外版のままで、これは日本じゃ受けないだろうと他人事ながら心配になってしまうくらい。
だからってライオットアクトみたいになっちゃうのもどうかと思うけど……
マーセナリーズ2が待ちきれない人には特にオススメのタイトルでス。