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  1.機能、特徴
  2.動作環境、インストール
  3.各プラグインの説明
  4.LightWave側の設定について
  5.履歴
  6.最後に
 

  1.機能、特徴
    unReal Xtreme(以下unReal)はセル画調をメインに様々なノンフォトリアリスティックイメージを生成するためのプラグインです。

unRealは以下の6プラグインで構成されています。
    ・EdgeTracer
    ・CelPainterXtreme/CelPainterClassic
    ・SasShadowDispatcher/SasShadowReceiver
    ・ToonTracer
 
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  2.動作環境、インストール
    unRealは Intel版LightWaveで動作します。
対応するLightWaveのバージョンは以下の通りです。
   
LightWave
5.6
6.0
6.5
6.5B
7.0
7.5
対応
    ただし、6.5で使用する場合は7.5固有の機能を使用している部分は無視されるため、レンダリング結果が7.5の場合と変わることがあります。
 
    必要メモリ
unReal(ToonTracer使用時)は、通常のレンダリングイメージの保存領域の他に各レイヤーの合成用テンポラリ、StrokeFollowerの入力パラメータのバッファなど設定によっては非常にメモリを消費するプラグインの為、高解像度でのレンダリング時は搭載メモリ512MBだと足りなくなることがあります。
640*480〜1600*1200程度の解像度であれば何も気にせず使用できるレベルですが、4000*4000など高い解像度でレンダリングする場合は以下の方法でメモリの節約ができます。
・H/AアンチエイリアスをOFFにする
大きめにレンダリングしてレタッチソフトで縮小をかけることでアンチエイリアス効果を得たい場合はToonTracerのアンチエイリアスも不要なのでこのオプションを切ることによりW*Hバイト分のメモリが節約できます。

・1レイヤーで処理を済ませる
ToonTracerはレイヤーが2枚以上になるとレンダリング時に内部でレイヤー合成用のテンポラリを確保します。
そのため、1レイヤーで設定を済ませるようにするか、静止画なら「トゥーンマップのみをレンダリング」オプションと組み合わせて1レイヤーずつレンダリング、最後に合成すればメモリの節約になります。また、その場合はレイヤーリストの*/-で有効レイヤーを切り替えるだけで構いません。(レイヤーが複数あっても有効レイヤーが1つならテンポラリは取られません)
 
    インストール
プラグインは日本語と英語のインターフェースとで別ファイルになっています。
日本語版を使用する場合はunreal_j.pを、英語版はunreal_e.pをライトウェーブのpluginフォルダ以下に置き、プラグイン追加で組み込んでください。
成功すると色、質感設定パネルのシェーダー追加に
"unReal::EdgeTracer"、"unReal:CelPainter"、"unReal:CelPainterClassic"
"unReal::SasShadowDispatcher"、"unReal::SasShadowReceiver"
が、レイアウトのイメージフィルター追加に
"unReal::ToonTracer"
が表示されます。
 
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  3.各プラグインの説明
    ・EdgeTracer
    ・CelPainter
      ・CelPainterサブパネル
    ・SasShadowDispatcher/SasShadowReceiver
    ・ToonTracer
      ・ToonTracerサブパネル
 
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  4.LightWave側の設定について
    unReal使用時はLightWave側の機能、設定項目にいくつかの制限が生じます。
レンダリング結果が異常になる場合などは以下の点を確認してみてください。
    ・カメラプロパティのアンチエイリアス
    ・オブジェクト、ライトプロパティのセレクティブライト
    ・Lightwave8.0での使用について
   
 
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  5.履歴
    2004/02/01 ver. 1.20
−追加機能−
・CelPainterにトーンマップ追加
・CelPainterにギャップウェイト追加
・CelPainterのプリセットシェルフ対応
・ToonTracerにペンテクスチャ追加
・ToonTracerにアウトラインエッジ追加
・ToonTracerのStrokeFollowerインターフェイスをグラディエントタイプに変更
・ToonTracerのペンパラメータにランダムボタン追加
・ToonTracerのビジュアルエディタにグルーピングツールの追加とショートカットキー対応
・ToonTracerのセルエッジレイヤーにH/Aアンチエイリアス強度設定を追加
−修正−
・Sasquatch1.6やカスタムビューポートなどのGlobalMemoryを使用したプラグインと組み合わせて使用した際に、レンダリングでレイアウトがフリーズするバグを修正
・SurfacePiercingで貫通対象にしていないサーフェイスまで抜けるのを修正
・ネットワークレンダリングでSurfacePiercingが動作しなかった問題を修正
・ToonTracer使用時にレンダリング画像の輝度が1レイヤーにつき1づつ暗くなっていたのを修正
 
    2003/01/20 ver. 1.10
−追加機能−
・SasShadowDispatcher/SasShadowReceiver追加
・CelPainterのノンモーダルパネル化
・CelPainterにテクスチャフィルタ追加
・CelPainterのライト色を反映させる順番を選択可能に
・SurfacePiercingに書き換えIDの選択機能追加
・ToonTracerにペイントマップレイヤー追加

−修正−
・CelPainterのサーフェイス色フィルタ、色域フィルタ削除
 
    2002/10/15 ver. 1.00
−追加機能−
・CelPainterのセルベース、スペキュラのゾーン数を無制限に
・CelPainterの異方性反射を拡張、異方性ベクトルの設定に頂点カラーマップを追加
・CelPainterにラジオシティ追加
・CelPainterにペイントマップ追加
・CelPainterClassic追加
・ToonTracerにビジュアルエディタ追加
・ToonTracerのセルエッジレイヤーに描画間隔追加
・ToonTracerのハーフトーンシェードレイヤーにカラーモード追加

−修正−
・EdgeTracerでID以外の設定がロードされない問題の修正
・ピクセルフィルターのSurfacePiercing削除、シェーダーに統合
 
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  6.最後に
    このプラグインはフリーウェアです。

個人、商用利用問わず自由にお使いいただいて構いません。
また、その際の許可の確認やプラグイン使用の明記なども一切不要ですが、教えていただけると喜びます。

このプラグインを実行したことによる、直接、間接的な損害に関しての、一切の責任は負いかねますのでご了承下さい。

バグ報告などは

D-Creationホームページ:http://webclub.kcom.ne.jp/mb/dhm/
製作者 DHM:dhm@mb.kcom.ne.jp
まで
 
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