・LWSから2.05のデータを読む・

のっけからこれであります。どっちかっつーと仕様の不備に対する補足ですな。
2.11ではセーブデータのフォーマットが変更され、それに伴い旧バージョンとの互換性がなくなりました。
そこで追加されたのが「2.05読み込み」ボタンなワケですが、これはご存知の通りToonTracerが吐き出した.TTファイルのみを読み込めるものです。

「んなもんいちいち保存してないし、もう2.11入れちまったよサック」
ってな場合のためにLWSから.TTを作成する方法を。

まずLWSをテキストエディタで開き、"ToonTracer"で検索します。
すると下記のような部分が見つかるはず。

Plugin ImageFilterHandler 1 unReal::ToonTracer
4 14 1
1 1 2
D:\Documents and Settings\Administrator\デスクトップ\nn
1 0 4294967293
Layer
0 0 0 100.000000 1 4 100

100.000000 0 0 0 1
1
0 0 1.000000 0.000000 0
0 0 1.000000 0.000000 0
0 0 1.000000 0.000000 0
2.356194 2.356194 1 1 1 0 0
2
EndPlugin

このPlugin ImageFilterHandler 1 unReal::ToonTracerからEndPluginまでの間をテキトーにコピーしてベロベローっとペーストして適当な名前+.TTで保存すればなんと.TTファイルになるのです!ジャーン!

ここで注意するのはPlugin ImageFilterHandler 1 unReal::ToonTracerEndPluginの2行はコピー対象に含めないのと、

4
14 1
1 1 2
D:\Documents and Settings\Administrator\デスクトップ\nn
1 0 4294967293
Layer
0 0 0 100.000000 1 4 100

100.000000 0 0 0 1
1
0 0 1.000000 0.000000 0
0 0 1.000000 0.000000 0
0 0 1.000000 0.000000 0
2.356194 2.356194 1 1 1 0 0
2

赤字の部分が4のもの、つまり2.05バージョンのデータしか読み込めません。
つか、これだけで.TTになるならLWSの直読み込みなんて簡単に作れるのでは…?
という疑問も湧いてくるが、実際まったくその通りなワケであって単に面倒だったから付けなかったってのはここだけの秘密だ。

ということで2.11を入れてしまったあなたは呪いの言葉でもつぶやきながらこの方法でデータを移してください。