- CelPainterサブパネル -
 
  1.ライトフィルタパネル
  2.SurfacePiercing
  3.カラーミキサーパネル
 
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  1.ライトフィルタパネル
    セレクティブライト使用時にフィルタ設定を行うパネルです。
 
  ・フィルタ文字列
    ライト名とのマッチングに使用する文字列を入力します。
半角40文字までです。
 
  ・prefix/suffix
    マッチング方法を選択します。
prefixは接頭語でsuffixは接尾語になります。

文字列が"Lig"であれば
Light
Lig1
はprefixでマッチし、
spotLig
distLig
はsuffixでマッチします。
 
  ・使用/除外(Include/Exclude)
    マッチしたライトの扱いを設定します。
 
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  2.SurfacePiercing
    SurfacePiercingは漫画などに見られる「前髪を突き抜けて手前に表示される眉毛」などを再現する機能です。
 
  ・描画サーフェイス(DrawSurface)チェック
    「前髪を突き抜けて手前に表示される眉毛」の眉毛側のような描画させたいサーフェイスはこのチェックをONにします。
 
  ・描画対象(DrawTarget)リスト
    手前に描画したいサーフェイスのIDを指定します。
一度に複数選択することも可能です。
また、ここにチェックしたIDのサーフェイスのSurfacePiercingpは「描画サーフェイス(DrawSurface)チェック」がONになっている必要があります。

内部の動作としてはレンダリング時に自分自身の奥に「描画サーフェイス(DrawSurface)チェック」がONになっているサーフェイスがあるか探しに行きます。
見つかった場合、そのサーフェイスのIDが「描画対象(DrawTarget)リスト」でチェックしたIDと同じか確認し、同じならそのサーフェイスを手前に描画します。
 
  ・透過率(Transparency)
    自分自身の色をどのくらい透明にするかの設定です。
100%で完全に描画対象サーフェイスのみが表示されます。
また、この処理はレイトレースによる透過ではなく単純なアルファブレンディングとなります。
 
  ・レンダリング(Render)
    貫通サーフェイスの描画方法を設定します。
デフォルトの「レイトレース(RayTrace)」ではLWのレイトレースを利用するので貫通サーフェイスは通常のレンダリング結果で描画されます。
「サーフェイス色」では、ライティング、シェーディング等を行わず、貫通サーフェイスのサーフェイスカラーを単純に表示します。
黒一色ベタ塗りの漫画調の眉毛など、ディテールにこだわる必要がなければこちらのモードを利用して若干高速にレンダリングすることが可能です。
 
  ・サーフェイス(Surface)リスト
    描画対象(DrawTarget)リストで選択されたIDを持つサーフェイスの一覧が表示されます。
 
  ・オブジェクトID/サーフェイスID/深度(ObjectID/SurfaceID/Depth)
    貫通が発生した部分の特殊バッファ値の設定を行います。
チェックがオンであれば、描画対象のIDが使われ、オフであれば元のIDがそのまま使われます。
これを使用してToonTracerのエッジ発生をある程度コントロールできます。
 
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  3.カラーミキサーパネル
    このパネルではフィルタモードと出力色からフィルタカラーを逆算することができます。
スクリーンやオーバーレイなどの結果がわかりにくいモードを使用した際に望んだ通りのレンダリング色を取得するのに使用します。
CelPainterXtremeでは選択されていたキーに対して、CelPainterClassicであればタブで選択されているゾーンが対象となります。

パラメータはメインのセルベース設定のものと同じで、値を調整して「更新(Update)」を押すことで実際のゾーン設定に反映されますが、乗算モードで 255 = 0 * FilterColor といった解を求めることができない状態では更新できません。
その場合はフィルタモードや出力色を調整してください。
「TEST」タブではサーフェイス色をクリックすることで変更できるので、任意の色のフィルタテストが可能です。
 
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