- DC_NormalDrag -
概要
DC_NormalDragはノードクラスのプラグインです。
シーンアイテムやノード入力で参照ベクトルを指定することでサーフェイス上の本来の法線ベクトルを参照ベクトルへ向けることができます。
また、ウェイトマップをマスクとして使用することでプラグインの影響を受ける部分をコントロールすることもできます。
クイックスタートガイド
シーン内に任意のオブジェクトとNULLオブジェクトを追加します。
オブジェクトは曲面が多い形状の方が結果がよく確認できます。
また、NULLオブジェクトは操作しやすい位置に動かしておきます。
オブジェクトのサーフェイス設定を開き、ノード編集で[D-Creation]カテゴリの[Tools]から[DC_NormalDrag]ノードを追加します。
設定パネルを開き、[ReferenceObject]にNULLを指定します。
[WorldNormal]出力をマテリアルの[Normal]へ接続します。
ビューポートの表示をVPRに切り替えます。
NULLオブジェクトを回転させると、オブジェクトのシェーディング結果が変化するのがわかります。
NULLオブジェクトのZ軸方向に法線が引き寄せられているためです。
リファレンス
Reference Object
法線ベクトルを参照したいアイテムを指定します。
指定したアイテムのZ軸の向きが参照ベクトルとして新しい法線ベクトルとなります。
Invert Vector
参照ベクトルを反転させます。
WeightMap
ウェイトマップを指定して参照ベクトルの影響をコントロールすることができます。
顔の陰影を抑えつつ、鼻だけはしっかり陰を出すような処理が可能です。
⊕Target Normal
参照ベクトルにしたい任意のベクトルを指定できます。
⊕Weight
ウェイトを指定できます。
World Normal⊕
ワールド座標系の法線ベクトルです。
マテリアルノードなどの[Normal]に接続します。
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